創業融資は事業計画書の作成が第1歩。日本政策金融公庫と保証協会起業融資の事業計画書の書き方

創業融資の事業計画書の書き方

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営業権の譲り渡し

1、先日のあるご相談


先日、ある方から起業のご相談を受けました。
詳しい内容は書けないのですが、その中で面白いお話になったので、お伝えします。


2、店舗の経営譲渡


その方の相談内容は、ある店舗の経営譲渡のお話でした。
経営譲渡というと難しそうですが、飲食店(特に夜の関係)などではよくあるお話です。


「このお店、格安でそのまま渡すので営業しない?」というものです。


3、美味しい話ではないの?


通常、小さな飲食店を一件開店するには、1,000万円程度かかると言われています。
店舗の保証料や内装費(特に厨房機器が高い)等ですね。
それにプラスして、初期の運営費(ランニング経費)がかかります。


その道に詳しい方に話を聞くと、「最初の開店時にどれくらい売上があったかで、その後の売上は、大体わかる」とのことですが。
通常、開店後落ち着いてきて、売上が一度少し落ちてから、V字回復で、どこまで戻せるのかが勝負とのことですね。


4、んでもって問題点


しかし、この場合問題になるのは、「経営譲渡の理由」です。


つまり、同じお店の内容の場合(例 居酒屋→居酒屋など)、前の店の売上を大きく超えていくのは至難の業なのです。


前のお店の月売上が200万円だったら、せいぜいプラス1割ではないでしょうか?


これも、業態によりますけどね。
例えば、キャバクラだったら、新たに可愛いおねーちゃんを数名入れれば、ウハウハ・・。すいません。品がなかった。


ここまでは、通常必ず考えます。売上的にどうなるのだろうと。


プラスして、ここで大事なことは、経営(や業務)譲渡の場合、金融機関の融資上も、とても難しくなる可能性があるということです。


これは、儲かっているお店を簡単に譲渡する人はいない訳でして、通常、「儲からないから辞めた」というのがほとんどの理由ではないでしょうか?


そうすると、金融機関で融資の依頼をしても、「前のお店は潰れているのに、今回は、それ以上どうやって売上をあげるのですか?」
というお話になります。お店の名前などを変えても同じですね。
一度離れたお客様を戻すのは、これも至難の業なのです。
勿論、居酒屋→ラーメン屋にする場合などは別ですが。


つまり、今まで200万円しか売上がないものを、業態や内容が同じ場合、いくら「事業計画で350万円の売上が出る予定です。」と書いたとところで、絵に書いた餅になってしまうのです。


つまり、売上を上げるための明確な理由がないと融資が受けづらいのです。


「前の経営者が年齢的に厳しいから引退する。」というような理由であれば、問題ないのですけどね。


ですから、経営やお店の譲渡で、直ぐに事業が始められるといわれると、美味しいお話に聞こえますが、経営を辞める理由や、現在の売上、条件等を、まず考えるようにしましょう。




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