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創業融資の事業計画書の書き方

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勤め人時代の収入

【1】勤め人時代の収入との比較
1、どう考えていたの?


先日、ある会社の社長さんとお話をしました。
起業して20年超、年齢60歳超で、従業員は400名くらいかかえていらっしゃる、
地元では有名な、バリバリのオーナー社長さんです。


その社長と、私の「創業時期初期」に創った事業計画書の概要の話になりました。
今見ると、とても恥ずかしい計画なのですが・・。


んで、一言社長:「どう考えていたの?あかんよ。」
私:「 は? 」


2、何で怒られた?


これ、何かと言うと、私の事業計画は、一年目は赤字かほぼトントン。
2年目で300~500万円程度のあがりというか、
自分の給料が取れるという計画だったんですね。


一般的に多い収支計画だと思います。1年目は仕方がないが、
2年~3年目でドンドン浮上というような。


社長:「こんなんで開業するなんざ、甘いですよ。
1年目は仕方がないかもしれない。
本当は、1年目でも、トントンでは駄目だけど・・。まぁ、そこはおいておいて。


でも、箕輪さん。
40歳だったら、どこかに勤めても500万円くらいは、普通にもらえるでしょ?
ましてや、収入が勤め人の時の給料より少なくなるなら、
開業なんかする必要はないよ!何で2年目で収入500万円そこらの計算なの?」
と怒られたわけです。


3、自分の生活と収支バランス


それで、私は社長に質問しました。
私: 「ちなみに社長は、開業初年度、いくらぐらい給料をとられたのですか?」


社長:「私は、商社に勤めていたので、勤め人時代に、
1,000万円超の給料がありました。
それにプラスして経費も相当使えましたし。


だから、開業して初年度から1,000万円とか2,000万円取れないのならば、
開業する意味はないと思っていました。
だから、事業計画書は、それこそ1年~2年かけて綿密に綿密に練りましたよ。


ちなみに、1年目から役員報酬 1,000万円はとっていました。
勿論、法人なので数字のマジック的に売上がなくても、
役員報酬は取れるのですが
(箕輪注:簡単には、売上がなければ、当然決算は赤字になるが、
資本金などは、自分の給料分を見越していれてあったということ。
つまり、会社の資金にかなり余力がある形の事業計画になっていた)。


開業して1年~2年で勤め人時代の収入をはるかに越えられないのならば、
その計画が甘いんですよ。


なぜなら、自分の生活レベルは変えられないからです。
今の生活を落として起業しても、直ぐに限界がきますよ。」
とのお話。


4、自分の生活レベルと起業と


いや~、さすがに数百人かかえていらっしゃる経営者の言うことは、
ズシンときますね。
たしかにおっしゃるとおり。グゥの音も出ません・・・・ グゥ。


ただ、私のよく言っている考えも間違っていないことがわかりました。
「開業する場合、1年間暮らせるだけのゼニは手元に持っておいて下さい」と。


これは、人それぞれです。
単身者で実家住まいの方と、
子供がいて購入したマンション住まいではまったく違います。


ただ、1年目はある程度辛抱で収支トントンでも、
いかに2年目に至る種まきをしていけるかが重要になってきます。
だから、最低1年分は「今の生活レベルを落とさなくても暮らせるだけの」
資金の余裕が必要なのです。


結局、事業計画を大きくみせるわけではなく、本当の数字を厳しく考えた上で、
今勤めている会社の年収を、2~3年ではるかに越えられるか?ですね。


勿論、起業の醍醐味はお金の面だけではありません。
しかし、事業を起こすのならば、生活レベルも考えざるを得ないということです。
家族がいる方は特に・・。


事業計画はいかがですか?
あせっても仕方ありません。起業をする前に自分の生活レベルはどうか?
綿密に数字をたたいてみましょう。準備は周到に。周到に。




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